2016年5月13日、母とふたりでぶらり箱根ドライブに行ってきました。
母情報によると丁度その時期、山のホテルさんでツツジが見頃とのこと。
5月1日から開催された「つつじ・しゃくなげフェア2016」の13日目のその日は天気も良く、庭園お散歩日和でした。
非日常感溢れる庭園
2015年、「受け継がれた自然を、より上質なおもてなしで。」をコンセプトにリニューアルオープン。
メイン園路を再舗装し、スロープを設けることでご年配の方や車椅子の方でも散策しやすくなったそうです。
ホテルの建物が「芦ノ湖湖畔に静かに佇む洋館」という感じでそれだけでもとても素敵でした。
この時期しか見られない色とりどりの鮮やかなツツジと荘厳なホテルの対比に思わずカメラを構えます。
平日に行ったからか他の来園者を見るとご年配のご夫婦が多く、旦那様のほとんどがバズーカみたいなカメラを構えていらっしゃいました。本格的だ……!
坂を少し上るとツツジは勿論、芦ノ湖も見渡せます。
というか、サイトやパンフレットの写真では分からなかったのですがツツジのひと固まりがとても大きくてですね!
大人でも十分にかくれんぼできてしまうほどでした。圧迫感がすごい。
私のよく知るツツジは通学路の脇に無造作に咲き蜜を吸える、そんな存在だったので「こんなに咲くの!?」というくらいに花がついているわ大きいわで驚きの連続でした。
散策していると緑に溢れたエリアもありました。早朝にお散歩できたら気持ち良いだろうな……!
こちらの庭園もそうですが、箱根の山って白いワンピースと麦わら帽子を被った可憐なお嬢様が似合いそうですよね。
私の育った山は半袖半ズボンで虫取り網を持った小学生が似合う山だったので、上品な山に憧れがあります。この違いはなんでしょうか……カブトムシが捕れるか否かですか……?
シャクナゲも見頃でした
シャクナゲは漢字で“石南花”もしくは“石楠花”と書かれるツツジ科ツツジ属の花。
山のホテルのシャクナゲは約300株栽培されているそうです。
シャクナゲは少し散りつつあったので全体で見るよりは花のひとつひとつで見るほうが綺麗でした。
散ったシャクナゲが地面に落ちていて思ったのが、「椿みたい」。
というのも、花弁が一枚ずつ散るのではなく咲いている形を保ったまま落ちているんですね。
拾ってみると5枚に見える花弁が実は1枚で繋がっていて衝撃でした。この花弁が根元でくっついている種類のことを合弁花というんですよ!私も調べて知りました!笑
【高嶺の花】という言葉、ご存じでしょうか?
憧れ的な意味で使われる言葉ですが、この語源となった花、実はシャクナゲなんです。
元は高山の奥地でしか見られなかったシャクナゲも、山のホテルさんでは比較的手が届く位置に花がついていました。高嶺の花がこんなに身近な存在になるなんて!
ツツジエリアと比較し、シャクナゲエリアはあまり舗装されていない印象を受けました。
立ち止まってゆっくり花を愛で、雑談しつつも、歩く際は下を見ないと躓きそうです。
「シャクナゲ綺麗」
「あんた初めて見るみたいに言ってるけど前の家にもシャクナゲあったからね」
「えっ」
初見のつもりで撮影しつつ楽しんでいたシャクナゲ、家の庭に生えていたことがあるそうです。
えっ……知らない……私全然記憶にない……\(^o^)/引っ越す前なんてそれ小学校低学年じゃない………\(^o^)/
まとめ
見所のツツジ、シャクナゲは13日目とはいえとても綺麗に咲いていました。
本当に素敵な庭園、雰囲気でしたので他のお花が咲いている時期にも訪れてみたいものです。
帰り際の車内で母が「一度このホテルに泊まってみたい」と呟いたので母定年頃には父母で泊まらせられるように頑張りたいです。
また、ベストシーズンに行ったので人が絶え間なく入園していたように思います。
オープン時間丁度に着くように出発しましたが、ホテルの駐車場はすぐに埋まってしまいました。運が悪いと「車が入れなくて入園まで時間がかかる!」となってしまいそうです。
元箱根港からの臨時シャトルバス等も運行されているみたいですので、ご利用されるのも良いかと!
最後に。パンフやサイトで使われそうなツツジwith富士山撮影にチャレンジ。
丁度雲で富士山隠れてしまいました。あと人が多くて!中々上手く撮れませんでした!残念!
※掲載内容は記事掲載時の情報です。
変更されている場合もございますので、ご利用の際は一度ご確認されることをお勧めします。
ポーラ美術館にも行ってきました
ビーフシチューが美味しいと聞いてビーフシチューを食べに行ってきました。お肉が柔らかくて美味しい!
ビーフシチューだけ食べて帰るのも勿体なかったのでちゃんと展示も見てきました。
モネ、ルノワール等私でも知っている画家の作品や、丁度開催されていたModern Beauty展でフランスのドレスや昔のお化粧道具も間近に見ることができました。
館内にモネの生涯を綴った絵本が置かれていたので休憩がてら母と読んだのですが、何とも言えない気持ちになりました。苦労しながらも結構自由に生きていたモネさん……。
普段見ることが難しい芸術に直接触れ、美味しいビーフシチューも食べて心もお腹も満足しました。
Modern Beauty展は2016年9月14日まで、ビーフシチューはランチのセットメニューに通年ございます。心身共に満たされたいならぜひ!
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
【TEL】0460-84-2111
【時間】9:00~17:00
【定休日】年中無休(ただし展示替のための臨時休館あり)
http://www.polamuseum.or.jp/
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