娘が1歳4ヶ月になりました!
保育園に通っていないため四六時中一緒にいる娘と私ですが、この度完全母乳育児からの断乳に挑戦したのでここにその戦いの記録を記しておきます。
※赤ちゃんにより性格や方法等様々です。あくまで我が家の場合の体験談となりますので何卒ご容赦ください。
何故卒乳ではなく断乳を思い立ったのか
断乳前日までにやったこと
断乳日誌
断乳完了とまとめ
何故卒乳ではなく断乳を思い立ったのか
娘のほうから「もうおっぱい飽きたよ!」と興味がなくなるのを待っていたのもありますが、そう言っていられなくなった理由が3つありまして……。
歯が生えそろってきて噛まれることが多くなった
乳首って噛まれると痛いんですよね。
前歯生え始めの頃は意図せず噛まれてその度悶絶しておりましたが最近では3回に1回は離す際に噛まれるようになりました。
噛まれると!痛いんですよね!!!
噛まれる度に絶叫後、「お母さん痛いの嫌だよ」と諭してみるのですが歯の構造的に致し方ないのかなと。まだあちらは人間経験2年未満の新人さんですし……。
しかし私もこのままずっと我慢できません。だって痛いんですもの……。
第二子妊娠の検診で子宮収縮を指摘された
妊娠27週で行ってきた妊婦健診で子宮収縮を指摘されてきました。
授乳によるオキシトシンが子宮収縮を促すようで、早産に繋がる恐れがあるそうです。
そのため、母子ともに健康に出産イベントをこなすには娘の断乳を余儀なくされました。正期産したい。
第二子出産時に1週間ほど入院するので娘と離れるため
第二子出産時も有り難いことに実家の手助けを得られることになったので里帰り予定です。
そのため、出産時には娘と1週間ほど離れ、娘にとって祖母(+祖父)にその間のお世話を全てお願いすることになります。
添い乳で寝かしつけを行い、夜間に乳を求めて3回ほど夜泣きをする娘をそのまま祖母にお願いできません。
寝かしつけ手段としての添い乳をまず止めなければ、というのと、断乳によって夜通し寝てくれるようになるらしいとのネット情報を頼りに、今回の断乳を決意しました。
断乳前日までにやったこと
こちらのブログを参考にさせていただきました!ありがとうございます!
夜泣きからの脱出!上の子の断乳をしたきっかけと断乳方法|としごんサバイバル
もっと昼間のドリンクバー状態を脱することができていれば、寝かしつけだけでも他の方法に置き換えていれば、等事前にできたことはもっとあったはずですが後の祭りなので実際にやったことだけ記しておきます。
夫の連休日前日を断乳日に定める
夫が仕事の日は娘のおはようからおやすみまでワンオペ育児なので、娘の機嫌が悪くなるであろう断乳期間を一人で乗り切れる自信が皆無でした。
幸いにも夫の3連休があったので連休日1日前の朝「おはよう」から断乳することにしました。
連休初日からスタートでも良かったのですが、前日からに定めたのは「最悪、夜の寝かしつけ失敗しても夫が帰ってきたらパスできるし連休最終日には全てが終わって落ち着いた1日を過ごせるかもしれない」という甘い考えがありました。笑
普段の夫は寝室が別で、夜中通して娘と一緒に寝たことなんて片手で数えられる回数もないのでこの修羅場には積極的に参加してほしいもの!あわよくば一度でいいから朝までの添い寝を代わってもらいたい……!
仕事終わりで申し訳ないですが娘の父親ですので頑張ってもらいました。
2週間程前から娘に「この日におっぱいバイバイするよ」と声かけをする
産まれてから毎日当たり前に飲んでいたおっぱいが突然飲めなくなったらそりゃ納得いかないだろう、と断乳日を決めてから事あるごとに「あと○日でおっぱいナイナイだよ」「この日におっぱいバイバイしようね」と言い聞かせました。
乳を飲みながら手を振ったりの仕草はしていたので、娘なりになんとなく理解していたのだろうと思います。
断乳日誌
夜の就寝から朝の起床までは箇条書きで簡単に記します。
1日目
まだ起きないだろうな、という時間の泣きには添い乳をしながら寝かせつつ、ぱっちり目が覚めたところで「おはよう、今日からおっぱいナイナイだよ」と挨拶をしつつ起床。
いつもなら暇あれば母の服を捲りおっぱいを探し出す娘ですが、その日はあまり興味を示しません。
代わりにいつも以上に母の腿を椅子にして座るなどスキンシップをとることが多いように感じました。
天気も良かったので、散歩、買い物、支援センターで遊ぶ等して昼寝もいつも通り昼過ぎに2時間弱して夕方に。
ここまでおっぱいを求めて泣くようなことはありませんでしたが、お風呂に入るときに目の前の乳に飲むことを思い出したのか飲もうとして静止。「おっぱいバイバイしたよ」と言い聞かせ多少泣かれつつも断乳決行です。
夫がいつもより早く帰ってきたので寝かしつけは夫にパス。
リビングを真っ暗にしてYoutubeの子守歌動画をテレビで流しながら抱っこでとんとんゆらゆら。普段仕事でいないものの、寝かしつけは私より夫の方が上手です。
- 21:30 入眠
- 00:00 起床、30分抱っこで寝かしつけ後着地失敗
夫を起こしてパスし、30分後入眠 - 04:30 起床、1時間抱っこで寝かしつけ後入眠
- 06:30 起床
2日目
娘はけろりとしていますが、母はとてもしんどさを感じながらの起床です。
何がツラいかというと、添い乳を始めてから抱っこで寝かしつけることがほとんどなかったので着地させるのがとても下手!起きます!!!
それに10分ほどの抱っこでも出てきたお腹をカバーしつつ、背中を反らしたような体勢での抱っこになるので単純に抱っこし続けるのがしんどい……!
その日、夫は仕事が休みでしたが別件で9時から16時までお出かけの予定を入れていました。
夫が元気に出かけられるように夜間の寝かしつけをなるべく頑張った私はというと情緒不安定だったので、夫が家を出た途端にツラさが溢れ出て10分ほど大泣きしました。あなたが休みだから断乳予定入れたのにいないじゃん!!!
日中、夫にモヤモヤしつつも娘は順調に乳を求めることなく過ごしていました。
お風呂は前日の教訓を活かし、帰宅した夫にお願いしました。乳首抓られてしまえ。
- 21:00 入眠
- 01:40 起床、抱っこで寝かしつけを30分試みるが諦めて夫を起こしてパス
その後Youtube寝かしつけや2度のドライブ後布団着地失敗をし、6時に娘とトトロを見ていた夫とバトンタッチ
3日目
恐らく深夜のドライブ中はうとうとしていたとは思いますが、ちゃんと入眠することなく1時40分からグズグズし続け朝を迎えてしまいました。
3時間ほど深夜寝かせてもらった私は代わりに3時間夫に寝てもらった後、10時から17時まで夫に娘を見ていてもらいました。
元々仕事のシフトを入れていなかった日ですが、人員不足そうだったので少しの時間だけ働いてきました。
断乳中、少しでも娘と離れて気を紛らわせる時間を作れたのは良かったと思います。
娘は10時、14時にそれぞれ1時間、1時間半の昼寝をしていい子にしていたそうです。
- 21:30 入眠
- 22:30 起床、30分抱っこで寝かしつけ後入眠
- 05:30 起床、まだ眠たそうだったので15分抱っこ後、諦めて起床
4日目
朝から多少夫に苦言を呈し(22:30の起床で家にいなかったため)、知人からチャイルドシートを譲ってもらうため10時に車で外出。
家を出てすぐに寝始め、1時間半後起床。
そこからチャイルドシートで動きたくてグズるものの、ずっと起きていて17時頃に帰宅し、1時間の夕寝。
この日も娘は夫と入浴し、乳を求めることはありませんでした。
- 22:30 入眠
- 06:00 起床
断乳完了とまとめ
というわけで無事断乳完了しました。
お疲れ私!娘もとても頑張ったね!!夫もありがとう!(肝心なところでたまにいなかったけど!!!)
噂通り、「夜通し寝るようになる」というのが現実になりそうで未だ信じられません。あんなに深夜何回も起きていたのに!?乳断ちだけで寝るようになるの!?!?
もっと娘がグズグズすることを想定していましたが、思いの外あっさりおっぱいを探さなくなり断乳というより卒乳に近いものとなりました。
出産から1年5ヶ月弱、既に母乳自体があまり出ていなかったのか、断乳5日目でも胸の張りなどは特にありません。
今回の断乳、パートナーの協力が必須でした。娘の寝かしつけにも、私のケアにも。
ただでさえ深夜の抱っこ寝かしつけは背中スイッチ発動が多くそれだけで心が折れそうなのに、妊娠後期の抱っこがツラいお腹の大きさになってきています。
元々「お腹が大きくて抱っこの寝かしつけがツラい」「お腹が第一子のときより張るからなるべく抱っこをお願いしたい」と伝えていて断乳期間を夫の連休に合わせたにも関わらず、肝心の夜泣き時にいないときには挫けそうでした。乳をあげれば楽になる……という悪魔の囁きを何度も聞きました。
なのでもしこれから断乳に挑戦するお母さま方に3つだけお伝えしたいことがあります。
- 家族の協力が最大限期待できるスケジュールで断乳決行する
- 赤ちゃんに「この日におっぱいバイバイするよ」と事前に言い聞かせる
- 夜間の寝かしつけが大変でも断乳を諦めない
もちろん、「断乳失敗が悪ではない」ことも合わせてお伝えさせてください。
たまたまうちは娘と夫のおかげで断乳成功しましたが、娘がおっぱいにまだ執着していたら、もしくは夫が寝かしつけに協力してくれなかったら断乳は無理でした。無理です。痛くても授乳したほうが楽なときもあります!!
断乳5日目、未だに断乳の実感がなかったのですが、娘の吸いダコが剥がれそうになっていました。
さ、最後の吸いダコ〜!!! pic.twitter.com/MaHqHC6Vjh
— 神崎 (@micoriaxxx) April 25, 2021
吸いダコ写真を見ていたらやっと実感が湧いて泣けてきたので心で酒をあおりつつ、新生児の頃からの写真を見返そうと思います。
娘ちゃん、1年5ヶ月弱、ずっとおっぱいを飲んでくれてありがとう。